この記事でわかること
- 格安SIM5社の通話品質・音質の実態比較
- VoLTE(高音質通話)の仕組みと対応状況
- 通話品質に影響する回線・プランの違い
- 通話が多い人に最もおすすめのキャリアはどこか
- 通話品質の問題を改善するための対策方法
格安SIMの通話品質はなぜ差が出るのか
格安SIMの通話品質には「使っている回線(ドコモ・au・SoftBank・楽天)」と 「通話の種類(VoLTE・楽天リンク等)」の2つが大きく影響します。 サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)は親会社の回線をほぼそのまま使うため、 通話品質は大手キャリアとほぼ同等です。 一方でMVNO(NUROモバイル等)は回線を借りているため、 混雑時に音声品質がやや劣化することがあります。
通話品質を決める3つの要素
ドコモ・au・SoftBank・楽天のどの回線を使っているか。大手3キャリアは品質が高い。
4G回線を使った高品質デジタル音声通話。非対応だと3G経由になり音質が低下。
楽天リンク等のアプリ通話はVoIP技術を使うため、回線状況によって音質が変動。
5社の通話品質比較
| キャリア | 通話方式 | VoLTE | 通話品質評価 | 無料通話オプション |
|---|---|---|---|---|
| UQモバイル | au VoLTE(HD+) | ◎ 対応 | ★★★★★ | 10分/回かけ放題(コミコミプラン+は無制限) |
| ワイモバイル | SoftBank VoLTE | ◎ 対応 | ★★★★★ | 10分/回かけ放題(Sプラン込み) |
| ahamo | ドコモ VoLTE | ◎ 対応 | ★★★★★ | 5分/回かけ放題(基本料込み) |
| 楽天モバイル | 楽天リンク(VoIP) | △ 楽天リンク使用 | ★★★☆☆ | 楽天リンク経由で無料(アプリ依存) |
| NUROモバイル | 選択回線のVoLTE | ○ 対応 | ★★★★☆ | かけ放題オプション(有料) |
※ 評価は一般的な口コミ傾向および通話方式の特性に基づく参考値です。実際の体感は利用環境により異なります。
VoLTEとは?なぜ重要なのか
VoLTE(Voice over LTE)は4G LTE回線を使った高品質音声通話技術です。 従来の3G通話と比べて音質が格段に向上(約3倍の音声帯域)し、 通話接続も速くなります。また通話中もデータ通信が同時に使えるというメリットもあります。
VoLTEの利点
- 声がクリアで聞き取りやすい(HD音声)
- 電話が繋がるまでの時間が短縮
- 通話中もデータ通信が利用可能
- 通話しながらマップ確認・LINEチェックができる
VoLTE使用の条件
- VoLTE対応端末が必要(2016年以降の機種はほぼ対応)
- キャリアのVoLTE対応プラン・SIMが必要
- 4G/5Gエリア内にいる必要がある
- 相手もVoLTE対応であることが推奨
楽天モバイルの「楽天リンク」通話の実態
楽天モバイルの通話無料サービス「楽天リンク」はVoIP(インターネット電話)技術を使っています。 インターネット接続の状態によって音質が変化するため、 通常のVoLTEとは異なる特性があります。
楽天リンクで確認されている特性
- •電波が弱い場所(地下・山間部)では音質が低下・途切れることがある
- •楽天リンク専用アプリから発信する必要があり(アプリを開いて発信)、慣れるまで手間を感じる場合がある
- •一部の特番(0120・0570・110番等の緊急番号)は楽天リンクからかけられない
- •緊急通報(110・119番)は標準電話アプリから発信する必要がある
- •音質自体は平常時は問題ないという口コミが多い
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通話の多さ別:おすすめキャリア
楽天リンクで無料通話。NUROモバイルは月額が安く少量の従量通話ならコスパ良。
1回5分以内の通話なら無料付帯。月数十回の通話があっても追加料金なし。シンプルで分かりやすい。
UQコミコミプランは完全かけ放題込みで月3,278円。ワイモバイルはオプション追加で完全かけ放題。仕事使いにも対応。
通話品質を改善する対策
音質が悪い時の対処法
- 電波が強い場所(屋外・窓際)に移動する
- Wi-Fiコールに対応しているキャリアはWi-Fi環境で通話
- 通話前にアプリを再起動する(楽天リンク等)
- 4G/5Gエリアであることを確認する
- 端末側のソフトウェアを最新バージョンに更新する
通話がよく途切れる場合
- デュアルSIM(2枚SIM)にして通話用と別に持つ
- Wi-Fiコール対応プランに変更する
- 通話専用の050番号(IP電話アプリ)を補助として活用
- キャリア自体の乗り換えを検討する(特に楽天モバイルの場合)
- サポートに問い合わせて設定確認をしてもらう
まとめ
- サブブランド(UQ・ワイモバイル)とahamo(ドコモ回線)の通話品質は大手キャリアと同等レベル
- 楽天リンクはVoIPのため電波が弱い場所では品質が変動する
- 通話が多い人はUQコミコミプラン+またはワイモバイルのかけ放題オプションが最適
- VoLTE対応端末・プランを使うと音質が格段に向上する
- 通話品質が不安な場合は実際に試用期間を設けて確認するのが確実