この記事でわかること
- 障害者手帳をお持ちの方が利用できる通信費割引・支援制度
- 大手3社と格安SIMの障害者向け料金プラン比較
- 障害の種類別に最適なスマートフォン・SIMの選び方
- 福祉通信割引と格安SIMを組み合わせた最安プランの探し方
障害者向けスマートフォン・通信費支援制度とは
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、 大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)の障害者向け割引プランや 通信費支援サービスを利用できる場合があります。 一方で格安SIMにはこのような専用割引はほとんどありませんが、 基本料金が大幅に安いため、割引なしでも大手キャリアの障害者割引プランより 安くなるケースがほとんどです。 この記事では、大手の割引制度と格安SIMの料金を正直に比較します。
大手3社の障害者向け割引プラン(概要)
| キャリア | 割引・プラン名(参考) | 主な対象 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | ハーティ割引(参考) | 身体・知的・精神障害者手帳 | 基本料・通話料の割引(要確認) |
| au | スマイルハート割引(参考) | 各種障害者手帳保持者 | 基本料等の割引(要確認) |
| ソフトバンク | ハートフレンド割引(参考) | 各種障害者手帳保持者 | 月額割引等(要確認) |
格安SIMは障害者割引より結果的に安い?比較
| プラン | データ量 | 月額目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 大手キャリア(割引前) | 20〜30GB | 7,000〜9,000円 | 最大手の標準料金 |
| 大手キャリア(障害者割引後) | 20〜30GB | 4,000〜7,000円(参考) | 割引条件・率は要確認 |
| ahamo(格安SIM) | 20GB | 2,970円 | 割引なし・低基本料 |
| 楽天モバイル(格安SIM) | 〜無制限 | 1,078〜3,278円 | 使用量に応じた料金 |
| IIJmio(格安SIM) | 2〜15GB | 850〜1,500円 | 低使用量なら最安水準 |
障害の種類別・スマートフォン・SIM選びのポイント
視覚障害をお持ちの方
- ・スクリーンリーダー(VoiceOver/TalkBack)対応を確認
- ・iPhoneのアクセシビリティ機能が充実(拡大・読み上げ)
- ・格安SIMでも基本的にアクセシビリティ機能は変わらず使える
- ・問い合わせはUQモバイル・Y!モバイルの店舗で対面サポートが安心
聴覚障害をお持ちの方
- ・通話より文字コミュニケーション(LINE・メール)が中心
- ・データ通信量は比較的少なくて済む(通話音声が不要)
- ・IIJmioの小容量プラン(月850円〜)で十分なケースも
- ・ビデオ通話(LINE・Zoom)でのコミュニケーションは安定回線が必要
肢体不自由・身体障害をお持ちの方
- ・大きな画面・音声操作対応のスマホ選択が重要
- ・声で操作できるSiri・Google アシスタントと格安SIMの組み合わせは有効
- ・外出機会が少ない場合、データ使用量が少なくなりがち
- ・楽天モバイルやIIJmioの低容量プランが家計に優しい
精神・発達障害をお持ちの方
- ・手続きの複雑さが不安な場合はY!モバイル・UQモバイルの店舗サポートが◎
- ・オンライン手続き(ahamo・楽天等)は一人でも進めやすい面もある
- ・月の使用量のばらつきが大きい場合は楽天モバイルの従量課金が安心
- ・サポートが受けられる窓口があるキャリアを選ぶと不安が減る
格安SIM乗り換えで困ったときの相談先
UQモバイルショップ
auグループの実店舗。障害のある方への対応実績があり、スタッフが丁寧に設定をサポートしてくれる場合が多い。
Y!モバイルショップ
ソフトバンクグループの実店舗。全国展開で来店しやすい。手続きをスタッフと一緒に進められる安心感がある。
市区町村の福祉窓口
障害福祉担当窓口に相談することで、地域の福祉サービスとして通信費の一部補助制度(自治体により異なる)を案内してもらえる場合がある。
NTTコミュニケーションズ等の相談窓口
総務省の電気通信消費者相談センターなどへの相談窓口もある(0120-総務省に問い合わせ)。
まとめ:障害をお持ちの方の格安SIM選び
- ①大手キャリアの障害者割引後でも、格安SIMの基本料金の方が安いケースが多い
- ②店舗サポートが必要な場合はUQモバイル・Y!モバイルが安心
- ③アクセシビリティ機能(VoiceOver等)は格安SIMでも変わらず使える
- ④市区町村の福祉窓口に通信費補助制度の有無を確認する
- ⑤使用量が少ない場合はIIJmio 2GB(月850円)や楽天モバイル3GBプランが最安